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医療保険は掛け捨て型?貯蓄型?メリット・デメリットと選び方

掲載日:2020/10/30   更新日:2021/10/11

保険に悩んでいる夫婦のイメージ画像

医療保険には「掛け捨て型」と「貯蓄型(積み立て型)」の2種類があり、違った特徴があってどちらにするか迷って決められない方もいるかもしれません。
それぞれのメリットやデメリットがあって、どんな人に向いているのか詳しく解説していきます。

掛け捨て型と貯蓄型の医療保険の違い

豚の貯金箱にお金を入れている図

まずは掛け捨て型とはどんなものを指すのか、どんな特徴があるのか確認しましょう。

掛け捨て型ってどういうもの?その概要と特徴

「掛け捨て型」と「貯蓄型」の違いは、解約払戻金や満期保険金などの戻ってくるお金があるかどうかです。
「貯蓄型」の場合、解約したときに受取れる解約払戻金や、満期を迎えたときに受取れる満期保険金など、病気やケガになったとき以外に受取れるお金があります。

一方の「掛け捨て型」の場合、一般に解約しても満期を迎えてもお金が返ってくることはなく、病気やケガで入院や手術をしたときだけ給付金を受取れるシンプルな保険です。
そのため何も起きなければお金を受取る機会がなく、保険料が「掛け捨て」になるため、通称「掛け捨て型」と呼ばれています。
「掛け捨て」というとなんだか損になる印象があるかもしれませんが、自分や家族の安心のためにお金を払っているので、何も起こらなかったからと言って「意味がなかった」とか「保険料が無駄になっている」というわけではありません。

医療保険は「掛け捨て型」が主流

死亡保険(生命保険)と違い、医療保険では「掛け捨て型」のものが圧倒的多いです。
また、死亡保険では基本的に加入期間が区切られている「定期保険」は掛け捨て型、一生涯保障の「終身保険」は積み立て型の場合が多いですが、医療保険は保障が一生涯続くものでも掛け捨て型であることが多いです。

ちなみに、掛け捨て型でも積み立て型でも「入院給付金」「手術給付金」など医療保険の基本的な保障は同じです。

掛け捨て型の医療保険のメリット・デメリット

掛け捨て型の医療保険には、メリットもデメリットもあります。加入すべきかどうか、自分に合っているかどうか判断するために両方とも知っておきましょう。

掛け捨て型の医療保険のメリット

・積み立て型よりも保険料が割安

掛け捨て型は解約返戻金や満期保険金として積み立てているお金が無い分、同じ保障内容の積み立て型の保険よりも一般に保険料が安く済みます。また、経過年数に応じて変わる解約払戻金を気にする必要が無いので、病気やケガのリスクに備えるシンプルな保障内容になっています。

掛け捨て型を選択して保険料を抑えた分、貯蓄して将来に備えたり、投資に回して増やしたり、自分や家族の生活費に充てるなど自由に使うことができます。

・柔軟に見直しやすい

積み立て型の保険の場合、途中で解約してしまうと解約返戻金や満期保険金の金額が減ってしまいますが、掛け捨て型の保険にはそれがありません。そのため戻るお金を気にすることなく生活環境が変わったときや、よりよい医療保険を見つけたときなど、自分のタイミングに合わせて柔軟に見直しすることができます。

・種類が多い

掛け捨て型の保険は多くの生命保険会社で扱っていて種類も豊富です。さまざまな選択肢の中から自分に合うものを探すことができます。

掛け捨て型の医療保険のデメリット

・健康なままなら保険料が無駄に思えてしまうことも

もし「医療保険に何十年も入っているのに、一度も入院も手術もする機会がなかった」となったとき、あなたはどう感じるでしょうか。
積み立て型であれば健康のままでも受取れるお金がありますが、掛け捨て型の保険は入院や手術をしなければお金は受取れないので、ずっと健康でよかったと思う反面、それまで長年払ってきた保険料がなんだかもったいなく思えてくるかもしれません。

掛け捨て型が向いているのはどんな人?

・できるだけ保険料を抑えたい人

掛け捨て型の保険は積み立て型と違い、積み立て分の保険料が含まれていない分保険料が安く抑えられています。そのため「保険料の負担を抑えたい方」や、「保障を手厚くしたい方」に向いています。

・一時期だけ保険に加入しておきたい人

長期契約が前提で、途中で解約すると損をしたと感じてしまう積み立て型と違い、掛け捨て型は柔軟に対応できます。子どもが大きくなるまで、ある程度の貯蓄ができるまで、など一時期だけ保障を手厚くしておきたい方には掛け捨て型の方が便利です。

・将来保険の見直しする可能性がある人

結婚、子どもの誕生、マイホーム購入、転職や起業に伴う収入変化などのタイミングは、特に保険の見直しを考える方が多いです。将来そういった生活上の大きな変化を予定している方は、見直しがしやすい掛け捨て型を選んでおけば柔軟に見直しやすいでしょう。

・自力で貯蓄ができる人

貯蓄や資産運用を自身でコントロールできる方であれば、保険は掛け捨て型の方が向いているかもしれません。保険はあくまで病気やケガのリスクに備えるものとすることで、抑えた保険料分を貯蓄や資産運用など自由に使うことができます。

積み立て型(貯蓄型)の医療保険について

電卓と積み木のイメージ画像

積み立て型(貯蓄型)ってどういうもの?その概要と特徴

積み立て型の保険には、解約したときの「解約返戻金」、満期を迎えたときの「満期保険金」などがあります。病気・ケガなど万一の事が起きなくてもまとまったお金を受取れます。
支払った保険料が積み立てられていき、時期が来たらまとまったお金が受取れることから「貯蓄型」とも呼ばれます。

積み立て型の医療保険

積み立て型の医療保険には、「使わなかった分の保険料相当額が戻ってくる」タイプもあります。
一定の年齢(60歳以降に設定されていることが多い)に達するまで、病気やケガなどがなく給付金を受取らなかった場合は、それまでに支払った保険料の全額相当が「健康還付給付金」として受取れます。(保険会社によっては「生存還付給付金」など別の名称で呼んでいることもありますが、意味はほぼ同じです。)

途中で給付金を受取ったことがある場合は、そのときの給付金額を差し引いた金額が受取れます。
例えば合計200万円の保険料を支払ってきた人が一定の年齢まで何事もなければ、その時点で200万円受取れます。もしその人が病気などで過去に合計200万円の給付金を受取っていたら、戻ってくるお金はありません。

一定の年齢に達して健康還付給付金を受取ったあとは、掛け捨て型と同じように解約返戻金や満期保険金などがない状態になります。

他にも加入してから数年おきにボーナス(生存給付金)を受取れるタイプや、解約時に解約返戻金が受取れるタイプなどもあります。

積み立て型(貯蓄型)の医療保険のメリット・デメリット

積み立て型(貯蓄型)の医療保険のメリット

・健康のままでもお金が受取れる

途中で給付金を受取らなければ、これまで支払った保険料相当額が戻ってきます。掛け捨て型と違って入院や手術をしなかった場合でもお金が受取れるので、「もったいない」という感覚になりづらくなります。できるだけ健康でいようというモチベーションにもつながるかもしれません。

・貯蓄の代わりになる

積み立て型の医療保険に入っていて、病気やケガがないなど給付金を受取る機会が少なければ、将来まとまったお金が受取れます。保険料として毎月引き落としされ、自動的に積み立てていくことになりますので、普段なかなか貯蓄ができないという人でも貯めやすいしくみです。

積み立て型(貯蓄型)の医療保険のデメリット

・掛け捨て型よりも保険料が高い

積み立て型はお金が戻ってくる可能性がある分、同じ保障内容の掛け捨て型よりも保険料が高くなりがちです。その差は年齢や保険会社によっても違いますが、積み立て型の保険料の方が2倍ほど高くなることもあります。

保険会社によっては、積み立て型と掛け捨て型の両方の保険料シミュレーションができるホームページを用意しているところもありますので、自分の場合はそれぞれいくらくらいになるのか、見積もりしてみるとよいでしょう。

・資産運用にはならない

死亡保険で積み立て型の場合、最終的に支払った保険料より大きな金額を受取ることも可能ですが、医療保険の積み立て型では、今まで支払った保険料相当額が受取れる健康還付給付金の上限となっていることがほとんどです。
途中で入院や手術をして給付金を受取った場合には、健康還付給付金から差し引かれます。お金を貯められる可能性はありますが増えることはないと思っておきましょう。

・中途解約すると予定していた金額を受取れない場合がある

積み立て型の保険は一定の年齢まで継続して契約することが健康還付給付金を受取る前提になっています。健康還付給付金を受取れる年齢になる前に解約してしまうと、それまで高めの保険料を支払ってきたのにほとんどお金が戻ってこないということもあります。

・選択肢が少ない

掛け捨て型の医療保険はほとんどの生命保険会社で取り扱いがあるのに対し、積み立て型の医療保険は取り扱っている保険会社が少ないのが現状です。特に、持病がある人でも入れる医療保険で積み立て型を希望、となるとかなり数が少なく、選ぶ余地がほとんどなくなってしまいます。

積み立て型(貯蓄型)が向いているのはどんな人?

・保険料が高くても払い続けられる人

積み立て型は途中で解約してしまうと損に感じてしまうことがあるので、何年先までずっとその保険料を払い続けられるのか考えて加入したいところです。収入が高い方や雇用が安定している方はこの点をクリアしやすいでしょう。

・ライフプランがある程度定まっていて見直しの予定がない人

積み立て型の保険は基本的に途中で解約すると予定していた金額を受取れなくなります。特に契約からの年数が短いほどその傾向が強くなります。見直しにくいのがデメリットですが、長期的に見て大きな生活の変化がなさそうな方や一度保険に入ったら見直すつもりはないという方なら影響は少ないでしょう。

・貯蓄が苦手な人

積み立て型の保険は、毎月自動的に保険料を引き落として積み立てられ、しかもお金を引き出したり解約したりしにくいので、長年継続すれば貯蓄が苦手な人でもまとまったお金を用意できます。うまくいけば老後資金準備の一助になってくれるでしょう。

・保険料が掛け捨てになるのがもったいないと感じる人

積み立て型の医療保険を選ぶ方の大半は、「掛け捨て型より保険料が高くても、どこかのタイミングで必ずお金を受取れる積み立て型の方がうれしい」という方です。「掛け捨てだと損している気分になる」「給付金を受取らなければお金が戻ってくるという点に魅力を感じる」という考え方なら積み立て型が向いています。

・健康な人、健康に自信がある人

積み立て型の医療保険は、掛け捨て型と違って「持病があっても入れる」という保険がほとんどないので、そもそも健康でないと選択肢がなくなってしまいます。

・健康還付給付金を受取ったら保険を解約するつもりの人

健康還付給付金を受取った後も保険を継続する場合は、その後も割高な保険料を払い続けることになります。
一生涯の保障は他に加入しているものがある、解約しても貯蓄や社会保障の範囲で何とかするという方は、健康還付給付金を受取ってプラスマイナスゼロになった時点で保険を解約するという使い方もできます。

掛け捨て型と積み立て型を徹底比較

掛け捨て型と積み立て型の違いを整理すると、以下のとおりです。

掛け捨て型 積み立て型
特徴 病気やケガのシンプルな保障 ずっと健康でもお金が受取れる
解約返戻金 なし あり
満期保険金 なし あり
生存還付給付金 なし あり
保険料 積み立て型より安め 掛け捨て型より高め
選べる医療保険の種類 多い 少ない
向いている人 保険料を抑えたい 保険料が高くても支払える
将来保険を見直す可能性がある 途中で解約する可能性が低い
貯蓄は自分でできる 掛け捨て型がもったいなく感じる

どちらか一方が優れているというわけではなく、最適な保険はその人の考え方や保険に求めるもの、家計の状況などによって変わります。

「なんとなく」「周りがそうしているから」「人からすすめられたから」で決めるのではなく、両者の違いを理解して、「我が家の場合はどちらが適しているか?」をよく考えてみましょう。

医療保険を選ぶ際のポイント

医療保険を選ぶときには「掛け捨て型 or 積み立て型」だけでなく、入院給付日額(入院1日あたりに受取れる給付金の金額)をいくらに設定するのか、どんな特約(オプション)をどれくらい付けるのか、など考えるべきことがいくつもあります。
「加入を検討するときに意識しておくとよいポイント」について解説します。

医療費はどれくらいかかる?

今まで健康に過ごしてきた方は、もし入院や手術などになった場合、どれくらいお金がかかるのかイメージしにくいかもしれません。ここでは平均的な医療費を確認しておきましょう。

・入院は1日あたりいくらかかる?

公益財団法人生命保険文化センターの「生活保障に関する調査」によると、直近の入院時の自己負担費用の平均は1日あたり2万3,300円でした。これは、健康保険や高額療養費といった制度で保障された分を差し引いて、交通費や衣類代など医療費以外にかかった分を含めた、実際に自己負担した金額です。

・平均的な入院日数は?

厚生労働省が行った「平成29年患者調査」では、入院日数の平均は29.3日となっています。平成2年の調査から約30年間、入院日数はずっと短くなり続けています。
また、年齢が若い人ほど入院日数が短くなる傾向が見られ、0歳~14歳は平均7.4日、75歳以上は43.6日となっています。

入院保障額の平均は?

医療保険では、入院1日あたりいくら受取るか(入院給付日額)を自分で設定します。生命保険文化センターの調査では、入院日額の平均は男性「1万900円」、女性「9,100円」でした。

貯蓄が少ない、自営業で社会保障が手薄など、いざというときの経済的なダメージが大きくなりやすい状況にある方は、医療保険の入院保障額を高めに設定しておいた方が安心です。
反対に貯蓄が十分ある方や、会社員の方などは最小限でよいかもしれません。

必要な保険の考え方

保険は、受取れる条件を広げたり、受取れる金額を上げたり、受取りやすくするほど保険料が高くなっていくのが一般的です。いざというときに受取れる金額と、保険料のバランスを考えて判断することが重要です。
保険料は保険会社のホームページなどで簡単にシミュレーションできる場合も多いので、「掛け捨て型と積み立て型」「入院給付日額1万円と5,000円」「特約の有無」など条件を変えていろいろと試算してみるとよいでしょう。
貯蓄のうち、いくらくらいまでなら医療費にまわせそうなのか、いざというとき社会保障でいくらまでカバーされるのかもあわせて考えてみましょう。これらは人によって大きく異なります。

さらに、医療費の自己負担が一定額を超えたら健康保険から払い戻される「高額療養費」、会社員や公務員であれば病気やケガで仕事を休んだときに給与の3分の2が支給される「傷病手当金」といった制度もあります。
いざというときいくらかかるのか、そのうちいくらを貯蓄や社会保障でカバーできるのか具体的にイメージして、自力でまかなえない分だけ保険に加入するようにすると、必要な保障を用意しつつ保険料の負担を抑えられます。
いろいろと考えることが多くて大変に感じるかもしれませんが、いざ入院したときに「こうしておけばよかった」と後悔するよりも事前にしっかり考えておく方が得策です。
本当に医療保険が必要なのか、必要ならどんな保障がどれくらい必要なのかなどじっくりと考えて、納得いくまで家族と話し合って決めるのがおすすめです。

まとめ:掛け捨て型と積み立て型、違いを理解して自分に合う方を選ぼう

ここまでご紹介したとおり、同じ「医療保険」という種類の中でも「掛け捨て型」と「積み立て型」は違う特徴を持っています。掛け捨て型が向いている方もいれば、積み立て型のほうが向いている方もいて、人それぞれです。メリットとデメリットを踏まえて自分の価値観に合う方を選びましょう。

※上記は一般的な内容です。保険の種類や呼称、保障内容等は商品によって異なりますので、実際に加入いただく際は商品詳細をご確認のうえご契約ください。

馬場愛梨の写真

馬場愛梨 (ばば えり)

ばばえりFP事務所 代表
自身が過去に「貧困女子」状態でつらい思いをしたことから、お金について猛勉強。銀行・保険・不動産などお金にまつわる業界での勤務を経て、独立。
過去の自分のような、お金や仕事で悩みを抱えつつ毎日がんばる人の良き相談相手となれるよう日々邁進中。
むずかしいと思われて避けられがち、でも大切なお金の話を、ゆるくほぐしてお伝えする仕事をしています。平成元年生まれの大阪人。

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