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医療保険の加入率は?年代や世帯年収ごとにご紹介

掲載日:2022/06/24

双葉が3つ並んだのイメージ画像

医療保険・医療特約(以降、まとめて医療保険と称します)の加入率(かんぽ生命除く)は、世帯加入率で88.5%。世帯員別にみると、世帯主は82.5%、配偶者は68.2%の加入率となっています。多くの世帯が医療保険に加入をしていることになりますが、なかには「そこまで医療保険が必要なのか?」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。この記事では、生命保険全体の統計も見ながら、どのような方に医療保険が必要なのか解説していきましょう。

1.【年代別】生命保険加入率

年代別男女別の生命保険加入率は以下の通りです。全体的な傾向としては、男女ともに20代の生命保険加入率がもっとも低く、30代からグンと加入率が上がります。そして40代でピークとなり、50代以降は徐々に下がっていく傾向にあります。

生命保険加入率(全生保)
20代 30代 40代 50代 60代
男性 58.5% 82.4% 91.0% 86.1% 82.9%
女性 59.9% 82.8% 89.0% 87.3% 84.5%

生命保険文化センター令和元年度「生活保障に関する調査」より

次に、もっとも不安に感じている生活上の不安項目についての統計を確認してみましょう。わかりやすく、自分自身に関しての不安と、家族に関する不安に分けて紹介します。

まずは、自分自身に関しての不安項目です。

もっとも不安な生活上の不安項目(自分自身に関する不安)
20代 30代 40代 50代 60代
男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性
自分の事故や病気 20.0% 16.6% 27.0% 13.8% 18.0% 11.2% 19.4% 13.4% 22.8% 15.6%
老後の生活への経済的不安 7.6% 12.0% 4.9% 13.5% 10.9% 13.2% 18.5% 15.8% 11.4% 12.0%
自分の介護 2.2% 2.9% 3.7% 5.8% 8.4% 7.1% 9.6% 15.4% 15.8% 17.8%
自分の体が不自由になること・病気がちになること 5.4% 3.4% 2.2% 3.0% 7.8% 5.5% 12.6% 13.0% 13.3% 22.4%
自分の不慮の事故で家族に迷惑をかける 10.3% 5.7% 18.4% 7.2% 18.2% 8.8% 12.6% 4.8% 8.4% 3.8%

生命保険文化センター令和元年度「生命保険に関する全国実態調査」より

次に家族に関する不安です。

もっとも不安な生活上の不安項目(家族に関する不安)
20代 30代 40代 50代 60代
男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性
家族の病気や事故 15.1% 23.4% 9.7% 19.3% 5.3% 15.5% 5.9% 11.2% 8.4% 7.8%
親の介護 12.4% 8.6% 16.9% 12.9% 15.9% 16.3% 11.0% 10.4% 3.8% 4.5%
家族の死亡 14.6% 21.1% 9.7% 17.6% 9.4% 11.8% 3.4% 5.8% 4.9% 6.4%
家族が交通事故を起こす、または相手にケガをさせる 9.7% 5.7% 3.7% 3.0% 2.0% 5.1% 2.8% 3.6% 3.3% 2.2%
配偶者の介護 1.1% 0% 1.1% 2.8% 2.0% 3.3% 2.5% 6.2% 6.5% 5.3%

生命保険文化センター令和元年度「生命保険に関する全国実態調査」より

これらのデータをふまえて各年代別の特徴を見ていきましょう。

1-1.20代の特徴

20代~60代のなかでは、もっとも生命保険の加入率が低い年代です。年間払込保険料も男性14.7万円、女性で11.4万円ともっとも低くなっています。

生命保険の主な目的は、自身に万一のことがあった場合に残された遺族に負担をかけないことです。厚生労働省令和元年(2019)人口動態統計月報年計(概数)の概況によると、平均初婚時年齢は夫で31.2歳、妻は29.6歳 と、男女ともに特に20代前半は、配偶者がいない可能性が高いと考えられます。配偶者がいないということを極端に考えた場合、自分に万一のことがあっても、経済的に負担をかける人がいません。

実際に、「自分がもっとも不安な生活上の不安項目」をみると、自分自身に関する不安のなかでは、自分が病気や事故にあうことを心配している20代は比較的多い傾向はありますが、それ以外の項目は低い数値にあることがわかります。

一方、20代の家族に関する不安項目を確認してみると、家族の病気・介護・死亡、そして事故で他人にケガや、そのほかの損害をあたえる賠償事故を心配している傾向があります。

20代の生命保険に関連する不安は自分自身の病気や事故に関するものが多く、どちらかというと自分の家族を心配している傾向があるようです。

20代の生命保険の加入率が低い理由は、自分自身に不慮の事故で万一のことがあっても経済的な負担のかかる配偶者がおらず、自分自身に関する生活上の不安がまだ少ないことが要因といえるでしょう。

20代の傾向

・生命保険の加入率や20代から60代で最も低い

・自分の病気や事故が不安

・家族の病気、介護、死亡、賠償が不安

・生命保険への加入の必要性を低いと感じている

1-2.30代の特徴

30代は20代とは異なり、男性は82.4%、女性が82.8%と一気に生命保険への加入率が高まります。また、年間払込保険料も男性で年間23.5万円、女性で15.1万円と金額も大きくなっています。

夫婦のどちらかが働いて、どちらかが専業主婦(夫)といった家族構成の場合、働いている人に万一のことがあれば、その世帯は収入を失ってしまいます。

そのため、30代になると、「自分に万一のことがあったときに、経済的不安を遺族にかけたくない」という理由から、生命保険の加入を考え始めるかたが多いようです。

これは、もっとも不安な生活上の不安項目のうち、「自分の不慮の事故で家族に迷惑をかける」という項目において、30代、特に男性の数値が高くなっていることからも確認できます。また、家族に対する不安項目をみると、親の介護を意識し始める点が30代であることも確認できるでしょう。

30代の傾向

・生命保険の加入率が急速に高まる

・結婚をして配偶者ができ、万が一の保障の必要性を感じ始める

・親の介護も気になり始める

1-3.40代の特徴

生命保険文化センターの調べによると、結婚をきっかけに30代から住宅ローン返済や教育費が発生し始め、住宅ローンや教育費のピークが同時に訪れるのが40代、50代です。

実際に生命保険文化センターの調べによると、世帯主の年代別に毎月の支出額を見ると40代、50代が多いことがわかります。日常の支出が多いだけに、万一のときのリスクをより強く感じることから、生命保険の加入率は男性で91.0%、女性で89%とさらに30代から上昇傾向にあります。

世帯主の年代別に見た
2人以上の毎月の勤労者世帯の消費支出
20代 30代 40代 50代 60代
消費支出
(千円)
221.3 288.1 334.4 362.6 306.7

生命保険文化センター 2019年度世帯主の年代別にみた2人以上の勤労者世帯の消費支出 より

40代の年間払込保険料は、男性23.2万円、女性で15.6万円となっており、30代と比較してほぼ横ばいです。

しかし、自分自身に関しての不安項目のなかでは、男性が「老後の生活への経済的不安」「介護に対しての不安」「自分が病気がちになることの不安」が少し高くなっていることがわかります。

生命保険は加入をするためには、健康状態を告知しなければなりません。年齢を重ねると、なんらかの病気を抱える可能性も高いでしょう。もし、健康状態に問題がある場合、生命保険に加入できなくなる場合があります。

また、生命保険は加入時の年齢が高くなるほど保険料は高くなり、保険料の上昇率も高くなります。40代は、死亡保障だけではなく、介護・医療保険、老後の備えなどあらゆるリスクに対して検討をしておく時期といえるでしょう。

40代の傾向

・生命保険加入率が男女ともに最も高い年代

・50代に次いで支出のピーク

・死亡保障だけではなく、介護、医療、老後の備えなどあらゆるリスクへの不安が高まる

1-4.50代の特徴

50代の生命保険の加入率は男性で86.1%、女性で87.3%と40代より少し下がりますが、年間払込保険料は男性で29.3万円、女性で20.6万円 と各年代とくらべてもっとも高くなります。

50代は各年代でもっとも支出の大きい時期です。用意するべき保障額も大きくなるためと考えられるでしょう。一方で、子どもが独り立ちをして教育費の負担がなくなる方は、生命保険の見直しも検討し始める時期です。

また、自分自身に関しての不安項目をみてわかる通り、男女ともに「老後の生活への経済的不安」が高まる時期であること、そして、「自分の介護についての不安」も高まる時期です。

子どもの教育費負担がなくなってホッとしている時期かもしれませんが、なるべく早く老後の生活資金準備や、介護への備えを検討しておきましょう。

50代の傾向

・生命保険加入率は若干下がる

・年間払込保険料は各年代で最も高い

・自身の老後の経済的不安、介護への不安がもっとも高まる時期

1-5.60代の特徴

子どもが独り立ちしたり、自身が年金生活に入ったりすることをきっかけに、死亡保障の見直しをする時期です。そのため、保険加入率は50代よりさらに低下し、男性82.9%、女性84.5%に下がります。

そして、年間払込保険料は男性で21万円、女性は17.4万円 と50代と比べると大きく下がります。生活上の不安項目は、自分に関するものへの関心が高まるほか、自分の介護や自分の体が不自由になること、病気になることへ不安を感じる傾向があるのも60代の特徴です。

60代の傾向

・生命保険加入率が50代よりは低下

・年間払込保険料も低下

・病気やけがの医療費を再度意識し始める時期

2.【世帯年収別】医療保険加入率

医療保険の世帯年収別加入率は以下の通りとなっています。

年収 加入率
200万円未満 81.9%
200万円~300万円未満 82.8%
300万円~400万円未満 84.5%
400万円~500万円未満 90.9%
500万円~600万円未満 91.3%
600万円~700万円未満 92.0%
700万円~1,000万円未満 90.4%
1,000万円以上 92.8%

平成30年度生命保険に関する全国実態調査「医療保険・医療特約の世帯加入率(世帯年収別)(民保加入世帯ベース)」 より

医療保険の世帯年収別加入率は、年収が上昇するほど加入率が高くなっているのがわかります。年収が高ければ、医療保険の保険料を支払う余裕があるためと考えられるでしょう。

以下は世帯別ではなく本人別の統計ですが、医療保険に対する充足感を見てみると年収が高い人ほど、男女ともに現在加入している医療保険に充足感を感じていることがわかります。

本人年収別 医療保険に対する充足感(男性)
年収 充足感あり 充足感なし
収入なし 30.3% 56.2%
300万円未満 36.4% 54.7%
300万円~500万円未満 39.7% 53.2%
500万円~700万円未満 52.9% 43.8%
700万円~1,000万円未満 59.6% 36.4%
1,000万円以上 71.6% 26.9%

令和元年度「生活保障に関する調査」(令和元年12月発行)

本人年収別 医療保険に対する充足感(女性)
年収 充足感あり 充足感なし
収入なし 46.7% 44.6%
100万円未満 38.1% 54.0%
100万円~300万円未満 39.0% 54.0%
300万円~500万円未満 46.3% 48.1%
500万円以上 64.4% 29.9%

令和元年度「生活保障に関する調査」(令和元年12月発行)

年収が高ければ、医療保険の保険料に充当できる資金が十分にあるため、保障内容を充実させることができます。結果、医療保険に充足感を感じると考えられるでしょう。

3.医療保険は本当に必要なのか

医療保険は若いうち検討しておくことがおすすめです。参考として、医療保険に関する私的準備状況を見てみましょう。以下は、民間の医療保険に加入している割合を年代ごとに表した表です。

医療保険に対する私的準備状況
年代 男性 女性
20代 46.8% 52.8%
30代 74.3% 78.1%
40代 79.1% 80.0%
50代 79.2% 80.2%
60代 69.8% 74.2%

令和元年度「生活保障に関する調査」(令和元年12月発行) より

医療保険に関しても20代の加入率が低く、30代から加入率が急上昇し、40代、50代がピークと、生命保険とほぼ同じ流れであることがわかります。

しかし、生命保険と医療保険には大きな違いがあります。生命保険は、子どもの独り立ちによる教育費の減少や、住宅ローンの返済終了によって、必要保障額は減少していきます。つまり、年を経るごとに保障の必要性が減少していくのです。

一方の医療保険は、年を経るごとに必要性が高まっていくという特徴があります。ここでは、性・年齢階級別にみた入院受療率を見ていきましょう。以下は、人口10万人あたりの入院受療率です。

主要傷病別にみた入院受療率(人口10万対)の年次推移
年齢 総数 男性 女性
0歳~9歳 1,422 1,493 1,347
10際~19歳 207 216 196
20歳~29歳 393 293 496
30歳~39歳 587 447 731
40歳~49歳 709 769 650
50歳~59歳 1,310 1,516 1,103
60歳~69歳 2,302 2,748 1,878
70歳~79歳 4,160 4,717 3,690
80歳~89歳 8,959 9,227 8,790
90歳以上 7,815 7,433 7,936

生命保険文化センター平成29年度 性・年齢階級別にみた入院受療率(人口10万対) より

年齢を経るごとに入院をする確率があがり、特に50歳あたりから急増していることが確認できます。また、年齢を経るごとに、1入院あたりの平均在院日数も増加していく傾向があります。入院日数が増えれば、当然その分の医療費を用意しなければなりません。

年齢化級別平均在院日数
年齢/th> 平均在院日数
0歳~14歳 7.4日
15歳~34歳 11.1日
35歳~64歳 21.9日
65歳以上 37.6日
75歳以上 43.6日

生命保険文化センター平成29年度 傷病別・年齢階級別平均在院日数より

「若いうちは病気やケガの不安はあるけれど、年収が低いからまだ検討していない」
「医療保険は健康保険でカバーすることができる」
「一定額を超えれば高額療養費の対象になるから、いざというときは自己負担でまかなうことができるから大丈夫」

このような理由から、医療保険に加入をしていない人もいるかもしれません。

しかし、主要傷病別にみた入院受療率(人口10万対)の年次推移をみると、0歳~9歳を除いては、入院する確率も高く、平均在院日数も伸びています。そのため、年を経るごとに医療費への備えが必要になってくるのです。

公的医療保険、そして医療費が一定額を超えた場合には、たしかに高額療養費制度で医療費の大半はまかなえるかもしれません。しかし、差額ベッド代や家族がお見舞いに来たときの交通費、入院中のパジャマなどの身の回り品、日々の雑費。さらに、入院が長引いた場合の収入減少など、公的医療保険・高額療養費制度でまかなうことができないものも意外に多い現状にあります。

医療保険の加入を先延ばしにして万一病気になってしまった場合には、その後医療保険に加入できなくなる可能性もありますし、高齢での医療保険加入は保険料が割高になります。医療保険は公的年金に加えて、保険料が安いうちに早い段階で備えておくことが必要と考えられるでしょう。

4.医療保険が必要なのはどんな人?

医療保険は、「いざ病気になったときに、医療費の負担が生じると困る人」ほど必要と考えられます。

世帯年収別の医療保険加入率をみると、年収が多い人ほど保険料を払う余裕があるので、しっかり医療保険を備えているという傾向がうかがえます。しかし、年収が低い人でも、急な病気やケガなどの急な支出は痛手となります。年収に関わらず、医療費の負担が不安なかたは、早めに医療保険の備えを検討しておきましょう。

また、75歳以降の後期高齢者になれば、一般的にはかかった医療費のうち1割を負担すれば済むため、医療保険は必要がないと考える人もいるかもしれません。しかし、公的年金だけでは生活費をまかなえず、多くの世帯が貯蓄を取り崩して生活しています。

75歳の段階では、働いて収入を増やすことも難しいかもしれません。その状態で医療費が発生すれば、たとえ少額であっても今後の老後生活への不安が高まるでしょう。 高齢での医療保険の加入は割高になり、健康状態によっては加入できない可能性もあるため、早い段階で医療保険に加入をしておくと安心です。

医療保険が必要な人

・日常生活で医療費の負担が発生することが心配な人

・公的医療保険だけでは医療費の備えが心配な人

・高齢の人(できれば若いうちの備えが望ましい)

5.まとめ

医療保険に多くの人が加入している理由は、年代を問わずそれぞれのライフステージに応じた自身や、家族に対しての不安があるからです。病気やケガによる入院は、確率の差はありますが、どの世代でも絶対に起こらないわけではありません。

少なくとも、医療保険に加入をすることで、現在置かれているライフステージにおける不安の一部を解消することができるでしょう。不安な方は、年齢や年収に限らず、医療保険を検討してみてください。

※上記は一般的な内容です。保険の種類や呼称、保障内容等は商品によって異なりますので、実際にご加入いただく際は商品詳細をご確認のうえご契約ください。

【執筆・監修】

かねこ けんじの写真

金子 賢司 (かねこ けんじ)

ファイナンシャルプランニング技能士1級と同等資格のCFP ®や、生命保険資格の最高峰であるTLCを持ち、日本FP協会道央支部に幹事として所属。2017年以降は、確定拠出年金・生命保険・ライフプランに関するセミナーを年間50~100件開催。北海道新聞にもコラム掲載の経験があり、執筆活動にも力を入れている。

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