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上皮内新生物とは?悪性新生物との違いは?ガン保険で保障される? | ガン保険ならチューリッヒ生命

掲載日:2021/01/28

顕微鏡のイメージ画像

ガン保険のパンフレットなどで目にすることの多い「上皮内新生物」と「悪性新生物(悪性腫瘍)」という言葉。この2つがどう違うのかご存知でしょうか。今回は上皮内新生物と悪性新生物の違いと、それぞれに対するガン保険の保障内容の違いについて解説します。

上皮内新生物って何?

上皮内新生物とは、臓器の表面を覆っている「上皮(上皮細胞)」から発生するガンのうち、上皮内にとどまっている状態のものをいいます。

上皮内新生物と悪性新生物との違い

上皮内新生物(上皮内ガン)と悪性新生物(悪性腫瘍)は、いずれもガン細胞が生じていることに変わりありませんが、その状態(進行度)に違いがあります。

「上皮内新生物」とは、ガン細胞が生じているものの、上皮とその内側の組織である間質を隔てる「基底膜」を破って広がっていない状態をいいます。これに対し、基底膜を超えて浸潤した状態を悪性新生物といい、この状態が一般的に「ガン」といわれるものです。大腸(結腸・直腸)については、基底膜より内側にある粘膜筋板が境界とされ、粘膜筋板を超える浸潤がなければ上皮内新生物に分類されます。

図表5 年齢階級別ガン羅患率 図表5 年齢階級別ガン羅患率

上皮内新生物は転移しない!?

上皮内新生物は、ガン細胞が組織の表面にとどまっている状態であり、基本的には手術で取り除くことができます。この段階で治療すれば他の臓器への転移はほとんどないと考えられています。とはいえ、悪性新生物に進行すれば命に関わるおそれもあるため、上皮内新生物の段階での早期発見・早期治療が大切です。

よくある上皮内新生物と悪性新生物の例

上皮細胞からガンが発生する部位には、肺、乳房、胃、大腸(直腸・結腸)、子宮、卵巣、膀胱、咽頭、皮膚などがあり、大腸の粘膜内ガンや乳腺や膀胱の非浸潤ガン、皮膚のボーエン病などが上皮内新生物に分類されます。特に上皮内新生物が多くみられるのは子宮頸部です。

子宮頸部におけるガンの発生・進行のしかた(イメージ)

子宮頸部に生じる扁平上皮ガンと呼ばれるガンでは、ガンになるおそれの高い「異形成」と呼ばれる状態から「上皮内ガン」、「悪性新生物(浸潤ガン)」へ進行していきます。異形成はその程度により「軽度異形成」、「中度異形成」、「高度異形成」に分類され、このうち「中度異形成」以上の状態が上皮内新生物に分類されます。

図表5 年齢階級別ガン羅患率 図表5 年齢階級別ガン羅患率 ※上記は一般的な分類で、引受等にかかわる取り扱い範囲は、保険会社によって異なります。

男女別・上皮内新生物の罹患割合

実際にどのくらいの人が上皮内新生物に罹患しているのか。上皮内新生物の罹患者数とガン罹患者全体に占める割合を、国立がん研究センターの統計調査の結果から確認してみましょう。

図表5 年齢階級別ガン羅患率 図表5 年齢階級別ガン羅患率 出典:国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」(全国がん登録)・全国年齢5歳階級別罹患数,部位,性,診断年別

男性のガン罹患者に占める上皮内新生物罹患者の割合は、8.9%となっています。部位別では「膀胱」が48.0%で最も高く、「結腸」「大腸」「直腸」「皮膚」が20%前後で比較的高い割合となっています。

図表5 年齢階級別ガン羅患率 図表5 年齢階級別ガン羅患率 出典:国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」(全国がん登録)・全国年齢5歳階級別罹患数,部位,性,診断年別

女性のガン罹患者に占める上皮内新生物罹患者の割合は、12.8%と男性よりもやや高くなっています。部位別では「子宮頸部」の67.7%、「子宮」の45.1%と続き、女性特有の部位で上皮内新生物の割合が高いことがわかります。この点が女性の上皮内新生物罹患率が高い要因といえるでしょう。

上皮内新生物の罹患率が高いということは、初期の段階でガンが発見されやすい部位ともいえます。

上皮内新生物は診断された後でもガン保険に加入できる!?

ガン保険に加入できるかどうかは、保険会社の判断によるため一概には言えませんが、上皮内新生物と診断されてしまうと、一般的にガン保険に加入するのは難しくなります。

保険に申し込む際の健康状態の審査は、病歴などに関する質問事項に回答する形で行われます。その質問項目は、「5年以内に医師の診察・治療などを受けましたか?」「2年以内に健康診断等を受けましたか?指摘はありましたか?」といった、期間が区切られたものが多く、その期間内に該当がなければ回答(告知)は原則不要です。しかしガンについては別枠で、「いままでにガンにかかったことがありますか?」といった質問事項が設けられていることが多いため、過去に一度でもガンに罹っていると告知が必要になります。

告知に該当する場合でも、上皮内新生物であれば、完治後一定期間が経過し、再発・転移などがなければ加入できるケースもありますが、加入できる商品の選択肢は少なくなります。また、完治していない状態で加入できる商品はありません。

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ガン保険に限らず、保険は健康なうちに加入するのが基本です。病気にかかってしまってから保険に加入するのは難しく、加入できたとしても保険料が割高になったり、保障内容が限定されたりと条件は厳しくなります。ガン保険に加入しようと思っているのであれば、早めの加入をおすすめします。

上皮内新生物はガン保険で保障されないってホント!?

上皮内新生物の扱いは保険会社や商品によって異なる場合もあり、ガン保険の保障内容も違ってきます。

ガン保険における上皮内新生物と悪性新生物の保障の違い

ガン保険では「悪性新生物」と「上皮内新生物」が区別されており、上皮内新生物に対する保障内容は商品ごとに違いがあります。

上皮内新生物が保障されないタイプの商品

現在は上皮内新生物を保障するものが主流ですが、昔のガン保険では上皮内新生物が保障されない場合もあるため注意が必要です。上皮内新生物の保障が特約となっており、自身で保障を付帯するか選択できる商品もあります。

保障額が悪性新生物よりも少ないタイプの商品

上皮内新生物も保障されるものの、悪性新生物よりも保障が少なくなるタイプのガン保険もあります。入院給付金など保障金額に差がない保障も多いですが、ガンと診断されたときに一時金が支払われる「ガン診断一時金」の保障金額は、商品による違いが出やすい部分です。

図表5 年齢階級別ガン羅患率 図表5 年齢階級別ガン羅患率 ※上記は独自に作成した例で実際の保障内容や支給条件は商品ごとに違いがあります。

保障額が悪性新生物と同じタイプの商品

現在主流となってきているのが、上皮内新生物も悪性新生物と同額の保障を受けられるタイプのガン保険です。ガンの状態によって保障内容に差がなく、上皮内新生物も手厚く保障されるメリットがあります。

上皮内新生物を保障する商品でも、保険料払込免除特約やガン先進医療特約など、保障によっては上皮内新生物が対象外となっていることもあり、保障内容を詳細まで確認することが大切です。

上皮内新生物の保障は手厚いほうがいい?

上皮内新生物にどの程度の保障が必要なのかは、それぞれの経済状況や考え方によっても違い、一概には言えません。公的保障や勤務先から受けられる保障、自身の貯蓄なども加味して、上皮内新生物と診断された場合に、経済的なリスクがどのくらいあるのか。上皮内新生物であっても、ガンは心理的な負担が大きくなりやすい面もあります。経済的な面と心理的な面の両面から自身にあった方法で備えておく必要があるでしょう。

上皮内新生物による経済的な負担は悪性新生物に比べて小さい

上皮内新生物は早期発見・早期治療できれば、比較的短期間で完治するケースが多く、治療が長期化しやすい悪性新生物に比べると経済的な負担は小さいと言えます。

図表5 年齢階級別ガン羅患率 図表5 年齢階級別ガン羅患率 出典:全日本病院協会・診療アウトカム評価事業「医療費・重症度別・2019年度年間集計」

公的医療保険制度により自己負担割合は3割(6歳〜69歳)であり、自己負担が高額になる場合は高額療養費制度の適用を受けることもできるため、多くのケースで最終的な自己負担額は数十万円程度で済むと考えられます。このくらいの金額であれば、必ずしも手厚い保障が必要とまでは言えないでしょう。

一方で上皮内新生物の保障内容の違いで保険料が大きく変わるケースは少なく、多少の差であれば、手厚い保障を確保したいという方もいるでしょう。受取った一時金の用途は自由であり、治療費のほか、完治後も定期的な検査を続けるための費用などに使うこともできます

保険料は保険会社や商品による差も大きいため、比較して選ぶことで、手厚い保障を確保しながら、保険料も抑えられる可能性もあります。

女性のほうが上皮内新生物に罹る確率が高い

女性は「子宮頸ガン」や「子宮ガン」などで上皮内新生物の罹患割合が高く、その結果全部位においても上皮内新生物に罹る割合が男性よりも高くなっています。また、乳腺に生じる非浸潤ガンは、上皮内新生物の段階でも乳房全切除となるケースもあり、乳房再建を行う費用なども想定した備えが必要といえます。このような点を考慮すると、女性は上皮内新生物の保障を手厚くしておくメリットが大きいといえます。

ガン保険の選び方!比較するポイントはこちら!

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これからガン保険へ加入を検討する人は、次のようなポイントに注意して選ぶとよいでしょう。

満期保険金ではありませんが、一定の年齢に達した時点で、それまでに支払った保険料の総額から受取った給付金の総額を差し引いた金額が戻ってくるガン保険などもあります。

どのような保障内容か?

ガン診断一時金をメインに、必要な保障が確保できるかを確認しましょう。

ガン診断一時金の給付限度・頻度はどうなっているか?

初回のみ、1年に1回を限度に無制限、2年に1回を限度に無制限など、商品によって異なります。治療の長期化や再発・転移を考えた場合、複数回支払われるほうが望ましいといえます。

ガン診断一時金を複数回受け取れる場合、2回目以降の給付は入院が条件か?

2回目以降の一時金の給付を受けられる場合、入院が条件となるか、通院治療だけで給付を受けられるのか確認しましょう。

上皮内新生物に対する保障はどうなっているか?

保障対象となるか、対象となる場合は自身が必要とする保障金額となっているかも確認しましょう。

長期の通院治療にも対応できるか?

ガン治療では長期にわたり通院が必要となるケースが多いため、入院・通院ともに長期の治療に対応できる内容となっているか確認しましょう。

ガン先進医療特約を付帯するか?

ガン保険の先進医療特約はガンに対する先進医療のみが対象となる商品が多いため注意が必要です。医療保険にも加入する場合は、医療保険に付帯するほうが保障範囲は広くなります。

他の保険にも加入する場合、保障の重複はないか?

ガン保険のほかに医療保険や特定疾病保障保険などにも加入する場合、保障が重複する部分をどうするのかよく検討しましょう。「保障が重複しないようにして保険料を抑える」、「保障を重複させてガンの保障を手厚くする」といった選択ができます。複数の保険に加入する場合、保障内容を自由に選べるかどうかもポイントといえるでしょう。

まとめ

上皮内新生物は、ガン細胞が上皮にとどまっている状態をいい、転移することはほぼなく、早期に治療すれば完治する可能性の高い初期のガンのことをいいます。ガンではあるものの、悪性新生物に比べると治療による経済的なリスクは小さく、ガン保険の上皮内新生物への保障内容は、保険会社や商品によって差があります。ガン保険に加入する際には、保障の必要性や保障内容と保険料のバランス、給付条件などのポイントに注意し、複数の商品を比較してあなたに合った商品を選びましょう。

※上記は一般的な内容です。保険の種類や呼称、保障内容等は商品によって異なりますので、実際に加入いただく際は商品詳細をご確認のうえご契約ください。

竹国弘城の写真

竹国 弘城(たけくに ひろき)

1級FP技能士、CFP(R)
証券会社、生損保総合代理店での勤務を経てファイナンシャルプランナー(FP)として独立。相談者の利益を第一に考え、自分のお金の問題に自分自身で対処できるようになるためのコンサルティングや執筆活動などを行う。

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