生命保険は何歳から入る?加入率や年代別のおすすめ保険をご紹介
掲載日:2023/07/10 更新日:2026/3/31
保険に入るべきだということは理解できるけれど、何歳から生命保険に入ればいいのかわからない、という方は多いのではないでしょうか?
健康なうちに入ると保険料を無駄に感じる気がするし、でも万一ケガや病気で長期入院することになったとき、お金が足りなくなったらどうしよう…と悩みますよね。
そこで本記事では、加入率や入院・死亡率などのデータをもとに、生命保険に何歳から入ればよいのかをご紹介します。
・生命保険の契約年齢は商品により異なる
・20代では約70%、30代では約85%の人が加入
・健康な20代~30代のうちに加入しておくと安心
目次
※この記事では、人の命や生活に関わるさまざまな出来事に対して備える民間保険を総称して「生命保険」と表記しています。
1.生命保険は何歳から加入できる?
そもそも生命保険とは、被保険者が死亡した場合や入院・手術をした場合に、遺族や本人に保険金や給付金が支払われる仕組みのことです。万一の経済的損失を補う目的で加入します。では、何歳から生命保険に加入できるのでしょうか?
生命保険の契約年齢は販売会社や生命保険の種類などにより異なり、0歳から入れるものもあれば成人してからのものなどもあります。学資保険に限っては、子どもが生まれる前(一般的には出産予定の140日前)から加入することができます。
気になる保険がある場合は、まずその保険の公式サイトなどを調べて年齢制限を確認してみましょう。
▼参考…チューリッヒ生命保険の場合
・終身医療保険プレミアムZ、終身医療保険プレミアムZ Lady:契約年齢 0〜80歳※
・終身医療保険プレミアムZ ワイド:契約年齢 20〜85歳
・終身ガン治療保険プレミアムZ、3大疾病保険プレミアムZ:契約年齢 6〜80歳※
・くらすプラスZ(就業不能保険):契約年齢 15〜65歳※
・チューリッヒの変額保険「フューチャーリンク」:契約年齢 0歳〜70歳
・定期保険プラチナ:契約年齢 15〜80歳※
・収入保障保険プラチナ:契約年齢 20歳〜70歳
・終身保険プラチナ:契約年齢 0〜75歳※
(※)Web申込の場合は18歳以上からお申し込み可能です。
2.生命保険は何歳から加入するべき?
では、何歳ごろから生命保険に加入するべきなのでしょうか。まずは、世代別の生命保険の加入状況を以下の図でチェックしてみましょう。
出典:生命保険文化センター「2024(令和6)年度 生命保険に関する 全国実態調査」
29歳以下は約70%、30代では約85%の人が生命保険に加入しており、30代で加入率がグンと上がり、40代〜70代までは90%前後を維持しています。
30代は結婚・出産・子育てというライフイベントを迎える人が多くなり、特に子どもが生まれると、養育費や将来の学費も確保する必要があるなど家族への責任が大きくなるため、稼ぎ手が死亡したときの経済的な影響に備えて保険の加入率が高まっていると考えられます。
では、世代によってどのようにリスクが変化していくのでしょうか?死亡率をみてみましょう。
出典:厚生労働省「令和6年(2024)人口動態統計月報年計(概数)の概況」
グラフを見て分かる通り、年齢が上がるにつれて男女ともに死亡率が高くなります。健康な20〜30代の早いうちに保険に加入し、万一に備えておけると安心といえるでしょう。
3.20代〜30代までに保険に入るメリット
若く健康な20代〜30代までに保険に入るメリットは、①保険料が割安 ②保険に加入しやすいという2点です。それぞれ詳しく見ていきましょう。
3-1.保険料が割安
出典:生命保険文化センター「2024(令和6)年度 生命保険に関する 全国実態調査」
生命保険の年間支払保険料は、40代〜50代で高い傾向があり、特に50代後半に平均支払額のピークを迎えます。これは年齢を重ねれば健康リスクが高まり、生命保険会社が保険金を支払う確率も高まるためです。
保険料を割安に抑えたいと思っている場合、なるべく若いうちに保険に加入しておくことがおすすめです。
3-2.保険に加入しやすい
また、若いうちであれば保険に加入しやすい点もポイントです。
というのも、生命保険の加入時には一般的に健康状態の告知が必要になります。健康であれば問題ありませんが、持病や傷病歴があると加入条件が厳しくなり、健康状態によっては「加入を断られる」「保険金や給付金の支払いが限定的になる」「保険料が割高になる」のいずれかに該当する可能性もあるため、早めに保険に加入しておくことがおすすめです。
4.20代〜30代までに保険に入るデメリット
逆に、20〜30代までに保険に入ることによるデメリットには、①保険料が生活の負担になることがある ②貯蓄や投資の機会損失の可能性があるという2点が挙げられます。
4-1.保険料が生活の負担になることがある
一般的に20代は、ほかの年代と比べると収入が低く、保険料の支払いが家計の負担になりやすいと言えます。
もしその負担が原因で保険を途中で解約すれば、保障がなくなってしまうため、保険を選ぶときは継続的に払い続けられる額かどうかをしっかり考える必要があります。
4-2.貯蓄や投資の機会損失の可能性がある
また、家計にあまり余裕がないぶん、保険に入ることで貯蓄や投資にお金がまわせなくなる可能性があることもデメリットとして考えられます。
資産形成は、貯蓄が基本です。生命保険や公的保障も万能ではないため、「いつでも自由に引き出せるお金」を確保しておくことが最も安心できる備えとなるでしょう。
銀行にお金を預けていても、インフレになるとお金の価値が目減りするリスクもあるため、NISAやiDeCoといった非課税の投資制度が整えられ、国をあげて積極的な投資がすすめられています。ただし、投資にはリスクも伴うため、利益だけでなく損失の可能性も理解したうえで、自己責任で行う姿勢を持ちましょう。
将来を考えると、こうした貯蓄と投資の機会を失うのはできれば避けたいところです。最低でもお金が十分に貯まるまでは、貯蓄にまわせるお金をゼロにしないことが理想的です。とはいえ、「貯蓄がないから保険で備える」というのが保険の役割でもあるので、保険と貯蓄・投資のバランスをうまくとることが大切です。
5.年齢別におすすめの生命保険
ライフステージが変わると必要な保障も変化していきます。最後に、どのような視点で生命保険を選べばよいかを年代別でみていきましょう。
5-1.20代には「医療保険」
20代には、突然のケガや病気による医療費に備えて医療保険の加入がおすすめです。
ケガや病気で入院した場合、医療費の大半は公的保障でカバーされます。具体的には「高額療養費制度」により、自己負担額が一定水準を超えた分は払い戻される仕組みがありますが、食事代や差額ベッド代など、自己負担になる費用もあります。
十分な貯蓄がなく、もしも自分が入院すると家計がひっ迫しそうな人や、コツコツ貯めてきた貯蓄を取り崩したくない人は、医療保険に加入しておくと安心です。
ちなみに独身で養う家族がいなければ、死亡時の備えはあまり考慮しなくてもよいかもしれません。結婚したら死亡保険を検討し、子どもができたらさらに手厚く…と、ライフステージに合わせて保障を見直していきましょう。
20代におすすめの保険はこちら|「終身医療保険プレミアムZ」
>20代の生命保険は「20代は生命保険に入るべき?保険の加入率やおすすめの選び方をご紹介」でも詳しく解説しています!
5-2.30代には「死亡保険」
30代では、死亡保険の加入もおすすめです。
30代は、結婚して子どもが生まれる人が増える年代です。独身時代の「自分を守るための保障」から、「家族を守るための保障」へと移行する必要があり、自分に万一のことがあっても、遺された家族が生活費や学費に困らないように備えることが大切です。
必要な死亡保障は数千万円と高額になるのが一般的なため、「定期保険」を活用しましょう。「定期保険」は一定期間のみ保障が続くタイプで、「終身保険」のように一生涯の保障はありませんが、その分保険料を抑えやすいのが特徴です。
30代におすすめの保険はこちら|「定期保険プラチナ」
5-3.40代には「がん保険」
40代では、特にがん保険への加入がおすすめです。
40代は徐々に健康リスクが高まり始め、50代以降はがん(全部位)の発症率も増加していきます。(厚生労働省「令和3年 全国がん登録 罹患数・率 報告」による) がんは治せる病気になりつつありますが、それでも日本人の死因1位であることは変わっていません。
また、がん治療では、先進医療や国内では未承認となっている抗がん剤が用いられることもあります。先進医療や未承認の抗がん剤治療は高額なものが多く、健康保険が使えないため、全額自己負担となります。
もしもがんになったとき、備えがないことで治療の選択肢を狭めたくないという人は、がん保険への加入を検討しましょう。近年、がん治療は入院から通院へシフトしていることもあり、通院給付金がある商品も増えてきています。
がん以外の病気への不安も大きくなってきたという人は、このタイミングで既存の医療保険を見直してみることも大切です。
40代におすすめの保険はこちら|「終身ガン治療保険プレミアムZ 」
出典:厚生労働省「令和3年 全国がん登録 罹患数・率 報告」
5-4.自営業者には「就業不能保険」
もし自営業の場合は、年齢にかかわらず、就業不能保険への加入もおすすめです。
会社員や公務員は働けなくなった場合に「傷病手当金(給料の約2/3が1年6ヶ月まで)」が受け取れますが、自営業者には傷病手当金の保障がありません。また、障害年金は受給要件が厳しく、働けない状態すべてをカバーできるわけではありません。入院や自宅療養などで働けなくなると、収入が突然途絶えてしまう恐れがあります。
こうした働けない間の収入を補うために、就業不能保険に加入しておくことがおすすめです。給付金の月額は、手取り月収を目安に設定しましょう。
自営業者におすすめ保険はこちら|「くらすプラスZ 」
6.若い年齢での生命保険加入についてよくある質問
若いうちに生命保険へ加入する際には、さまざまな疑問が生まれます。ここでは、特に多い3つの質問について解説します。独身であっても生命保険への加入は必要か、親が代わりに保険料を払っている場合の対応、そして貯金とのバランスの考え方を整理していきます。
6-1.扶養家族がいない独身でも生命保険は必要ですか?
必要です。独身の場合、自分自身の病気やケガによる入院・手術費用に備える「医療保険」や、働けなくなったときの収入減少に備える「就業不能保険」の必要性が高いです。特に20代や30代では健康であるがゆえにリスクを軽視しがちですが、予期せぬトラブルへの備えが将来の安心につながります。
独身のうちは大きな死亡保障よりも、自分を守るための医療保障を優先的に検討するのが合理的です。さらに、貯蓄性のある生命保険を活用すれば、保障を確保しながら将来への資産を形成できるでしょう。
6-2.社会人になったら親が払っている生命保険はどうするべきですか?
社会人になったら、親が契約してくれている生命保険ではなく、自分名義の保険に変更することをおすすめします。もし親が契約者の場合、自分で保険金請求や契約内容の変更ができない制約があるためです。
まずは、親が契約してくれている保険の「保障内容」を正確に確認し、どのような保障があるのかを把握しましょう。そのうえで、自分に必要な保障(例:医療保障、就業不能保障など)が不足している場合は、追加で加入するのが安心です。
6-3.貯金が少ない若いうちは、保険と貯金のどちらを優先するべきですか?
どちらも同時に行うべきです。貯蓄は計画的に目標額を貯めていく備えであり、保険は少ない保険料で予測不能な大きなリスクに備えるものです。そのため、両者は役割が異なります。保険は、貯蓄では間に合わない突発的な大きな出費に備えるために有効です。
まずは、急な入院や手術など貯蓄だけではカバーしきれないリスクに備える医療保険などを少額から始め、貯蓄と並行して進める形が望ましいです。収入やライフステージの変化に応じて、保障内容を見直していくという考え方も大切です。
7.まとめ
生命保険の加入率は30代から一気に高くなります。これは、30〜40代が子育て真っ最中で、家族への責任が増す人が多くなることが主な理由でしょう。
また、健康リスクや死亡リスクは50代に入るあたりから上昇し始めます。一度健康を損なえば、加入できる保険の選択肢が狭まってしまう場合があるので要注意です。
若いほど保険料は割安で万一の備えを確保できるので、健康な20〜30代のうちに生命保険に加入しておくことをおすすめします。将来を見据えて、末長く、安心して暮らしていける保険を見つけましょう。
※上記は一般的な内容です。保険の種類や呼称、保障内容等は商品によって異なりますので、実際にご加入いただく際は商品詳細をご確認のうえご契約ください。
【執筆・監修】
織瀬 ゆり(おりせ ゆり)
- 2級FP技能士、AFP
- 宅地建物取引士
元信託銀行員。AFP・2級FP技能士をはじめ、複数の金融・不動産資格を所持。それらの知識をもとに、「初心者にもわかりやすい執筆」を心がけている。2児の子育て中でもあり、子育て世帯向けの資産形成、女性向けのライフプラン記事を得意とする。
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