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病気やケガで10日以上
働けなくなった方800に聞いた

働けなくなった原因と
収入の変化

病気やケガで10日以上働けない状態になったことがある方
800名(全国20~65歳の男女を対象)に、働けなくなった原因や、障害等級認定の有無、
お勤め先での働き方の変化、収入の変化、困ったことなどについてお聞きしました。
一度働けない状態になると、取り巻く環境がどのように変化していくのか
データを追って見ていきたいと思います!

調査サマリー

  1. Point01

    不意の出来事によって働けない状態になる人のうち、「30代以下」の割合が7割程と若年層が多く「交通事後やそれ以外によるケガ」などの外傷のほか、「精神疾患」による原因が多くみられる。

  2. Point02

    いずれの傷病においても大半の方が回復し、「3ヶ月未満」の期間で7割弱が復帰している。しかし、 復帰後に依願退職など働き方が変わった方が一定数みられる。

  3. Point03

    働けない状態になり、困ったこと・不安に感じたことは共に「金銭面」が最も多いが、「保険金」「労災」などにより、復帰後に総収入額が増えた方が1割みられる。

  4. Point04

    就業不能保険の「認知」は5割程度となり、非認知者のうち「魅力」を感じる方が7割以上を占める。しかし、認知者のうち「加入している」は2割程度に留まり、魅力と加入について大きな差異がみられる。

Q.1

働けない状態になった
原因をお知らせください。

(単数回答) n = 800

全体

働けない状態になった原因 全体 グラフ図
01:新生物(がん)6.9% 02:脳梗塞や高次脳機能障害などの脳血管疾患 2.8% 03:急性心筋梗塞など脳血管疾患以外の循環器疾患 4.8%  04:うつ病や統合失調症など精神の疾患 22.6%  05:交通事故によるケガ 15.3%  06:交通事故以外の事故(転落など)によるケガ 18.0%  07:その他 29.8%

男性

働けない状態になった原因 男性 グラフ図
01:新生物(がん)5.0% 02:脳梗塞や高次脳機能障害などの脳血管疾患 4.0% 03:急性心筋梗塞など脳血管疾患以外の循環器疾患 6.0%  04:うつ病や統合失調症など精神の疾患 23.0%  05:交通事故によるケガ 20.3%  06:交通事故以外の事故(転落など)によるケガ 18.8%  07:その他 23.0%

女性

働けない状態になった原因 女性 グラフ図
01:新生物(がん)8.8% 02:脳梗塞や高次脳機能障害などの脳血管疾患 1.5% 03:急性心筋梗塞など脳血管疾患以外の循環器疾患 3.5%  04:うつ病や統合失調症など精神の疾患 22.3%  05:交通事故によるケガ 10.3%  06:交通事故以外の事故(転落など)によるケガ 17.3%  07:その他 36.5%

全体では「うつ病や統合失調症など精神の疾患」が23%で最も高く、次いで「交通事故以外の事故(転落など)によるケガ」18%、「交通事故によるケガ」15%が上位を占めます(その他を除く)。
【その他】
新型コロナウイルス感染、椎間板ヘルニア、子宮系の病気、切迫早産・流産、急性肝炎、肺炎、消化器疾患、婦人科系疾患  など

Q.2

働けない状態になった
年代をお知らせください。

(単数回答) n = 800

全体

働けない状態になった年代 全体 グラフ図
01:20代未満 7.4% 02:20代 38.4%  03:30代 22.8%  04:40代 17.1%  05:50代 11.9%  06:60代 2.5%

原因別

働けない状態になった年代 原因別 棒グラフ

※原因ベースにて集計しています ※複数回原因が発生している場合には、最も直近のタイミングにて回答

全体では、「20代」が38%で最も高く、次いで「30代」23%、「40代」17%と続き、意外にも若い年代で働けない状態になった方が多いようです。働けなくなった原因別で見ると「20代」の『交通事故によるケガ』が他より高く見受けられます。

Q.3

働けない状態になった際に
国民年金法に基づく
障害等級の認定を
受けたかお知らせください。

(単数回答) n = 800

働けない状態になった際に障害等級の認定を受けたか グラフ図
01:認定は受けなかった 88.6%  02:認定を受けた 11.4%

原因別

働けない状態になった際に障害等級の認定を受けたか 原因別 棒グラフ

※原因ベースにて集計しています ※複数回原因が発生している場合には、最も直近のタイミングにて回答

全体では、障害等級認定を受けた割合は11%に留まります。
働けなくなった原因別で見ると、認定を受けた割合は、『急性心筋梗塞など脳血管疾患以外の循環器疾患』が最も高く、反対に『交通事故以外の事故(転落など)によるケガ』や『その他』でやや低い傾向が見受けられます。

「障害等級認定を受けた」を選択した方

ここからは
障害等級(1~3級)認定を受けた
91名にお聞きしました

Q.3-1

障害等級を認定されていた際の
年収(生活保護や障害年金を含む)を
お知らせください。

(単数回答) n = 91

障害等級を認定されていた際の年収 グラフ図
01:400万円未満 69.2%  02:400~700万円未満 27.5%  03:700万円以上 3.3%

Q.3-2

病気やケガで働けない状態になった日から、
障害年金を受取れるまでにかかった期間をお知らせください。

(単数回答) n = 91

障害年金を受取れるまでにかかった期間 グラフ図
01:1ヶ月未満 3.3%  02:1ヶ月~3ヶ月未満 17.6%  03:3ヶ月~6ヶ月未満 19.8%  04:6ヶ月~1年未満 13.2%  05:1年~3年未満 12.1%  06:3年以上 18.7%  07:障害年金を受取っていない 15.4%

Q.3-3

障害年金を受取るまでの収入源を
お知らせください。

(複数回答) n = 91

障害年金を受取るまでの収入源 棒グラフ

Q.4

現在は働けない状態から
回復しているかお知らせください。

(単数回答) n = 800

働けない状態から回復しているか グラフ図
01:はい 81%  02:いいえ 19%

「はい」を選択した方

ここからは、10日以上働けない状態になったが
現在は働ける状態に回復している648名にお聞きしました

Q.4-1

働ける状態へ体調が回復する
までにかかった期間を
お知らせください。

(単数回答) n = 648

全体

働ける状態へ体調が回復するまでにかかった期間 グラフ図
01:15日以内 18.2%  02:16~30日未満 22.5%  03:1ヶ月~3ヶ月未満 27.0%  04:3ヶ月~6ヶ月未満 13.3%  05:6ヶ月~1年未満 7.4%  06:1年~3年未満 7.9%  07:3年以上 3.7%

原因別

働ける状態へ体調が回復するまでにかかった期間 原因別 棒グラフ

全体で見ると「1ヶ月~3ヶ月未満」が27%で最も高く、「3ヶ月未満計」で67%、「3ヶ月以上計」で33%を占めます。
『うつ病や統合失調症など精神の疾患』の「3ヶ月以上計(72%)」で高い傾向が見受けられます。

Q.4-2

病気やケガで10日以上働けない状態になったことによる、
勤めていた会社での就業状況の変化について教えてください。

(単数回答) n = 648

勤めていた会社での就業状況の変化 グラフ図
01:特に変化なし	※現在も同じ会社で勤務(自営の人は営業)している 58.0%  02:現在も同じ会社で勤務しているが時短勤務となった 4.0%  03:現在も休職(休業)中 0.8%  04:依願退職をした 23.3%  05:解雇(廃業)を受けた 4.8%  06:その他 9.1%

復帰までの期間別

勤めていた会社での就業状況の変化 棒グラフ

※復帰までの期間ベースにて集計しています

全体では、「特に変化なし※現在も同じ会社で勤務(自営の人は営業)している」が58%で最も高く、「依願退職をした」23%が続きます。復帰までの期間が3ヶ月を超えると「特に変化なし※現在も同じ会社で勤務(自営の人は営業)している」が45.3%と半数を下回り、依願退職や時短勤務となる人が増加する傾向が見受けられます。

Q.4-3

回復後の収入の変化について、
給与と総収入
(給与だけでなく保険金や傷病手当等も含めた収入)
それぞれをお知らせください。

(単数回答) n = 648

障害年金を受取るまでの収入源 棒グラフ

給与だけでなく保険金や
傷病手当等も含めた総収入
復帰までの期間別

給与だけでなく保険金や傷病手当等も含めた総収入 復帰までの期間別 棒グラフ

※復帰までの期間ベースにて集計しています

全体では、給与のみ・総収入ともに「変化なし」が50%以上と高く、「収入が減った」が続きます。
復帰までの期間が3ヶ月をさかいに「収入が減った」の割合が大きく動き、50%を超えてきます。

回復後の収入変化(総収入)の理由

収入が減った理由

  • 事故の前に勤めていた会社は長く務めていてお給料もそこそこもらっていたのですが、長期の入院、リハビリで辞めざるを得なくなり、次に務めた会社は業種も違い初心者だったので、大幅に収入が減りました。(50代女性)
  • 休養中は、満足に働けないので、成果給の分が全て無くなった。また、復帰しても、成果が今までのように出せるわけではなく、残業も出来ないので、給料が休養前の半分位にまで下がった。(40代男性)
  • 社会人1年目だったため、行政的にも会社的にも補助はなかった。 まだ保険にも入っていなかった。(20代女性)
  • 病気が完全に治った訳ではなく、前職と同じ公務員として働くことが出来ず、パートや就労支援で働いているから。(30代女性)
  • 傷病手当を利用してしまったため、会社における等級が下がり、収入が減ってしまった。(20代男性)
  • ケガをする前2,3ヶ月の給料の平均8割を傷病手当として貰ったが、コロナ禍で従業員の勤務時間や日数が削られたため。 (20代女性)

収入が増えた理由

  • 給与は変わらず、給付金の給付と会社からの医療費給付があったため、総収入では若干増加した(20代男性)
  • 通勤時の事故だったため全額勤務先負担となり、また、損害保険から通院分の給付金が支払われたため(肋骨骨折で自宅療養だったから)。(40代男性)
  • 診断金、手術、入院給付金等の給付金が支払われたから(60代女性)
  • 給付金が支払われた。 会社から見舞金をいただいた(40代女性)

Q.5

働けない状態になり困ったこと
すべてをお知らせください。

(複数回答) n = 800

働けない状態になり困ったこと 棒グラフ

Q.6

働けない状態になり上記の中でもっとも困ったことをお知らせください。

(単数回答) n = 800

働けない状態になりもっとも困ったこと グラフ図
01:治療費や交通費などの出費が増えた 22.3%  02:将来への不安で精神的苦痛が大きかった 21.4%  03:収入が減った 20.5%  04:無給だった 15.8%  05:職を失った 5.6%  06:その他※ 14.5%

※その他・・・家族や友人との人間関係に変化があった、復帰後の収入が減った、障害認定がおりるまで無給だった、など

復帰までの期間別

働けない状態になりもっとも困ったこと 復帰までの期間別 棒グラフ

※復帰までの期間ベースにて集計しています
※その他・・・家族や友人との人間関係に変化があった、復帰後の収入が減った、障害認定がおりるまで無給だった、など

全体では、「収入が減った」が22%で最も高く、「治療費や交通費などの出費が増えた」21%、「将来への不安で精神的苦痛が大きかった」21%が続きます。
復帰までの期間が短いほど「治療費や交通費などの出費が増えた」が高く「将来への不安で精神的苦痛が大きかった」が低いが、長くなると逆に「治療費や交通費などの出費が増えた」は減り「将来への不安で精神的苦痛が大きかった」が増加する傾向にありました。

Q.7

働けない状態となって
一番不安に思ったことを
お知らせください。

(単数回答) n = 800

働けない状態となって一番不安に思ったこと 棒グラフ

全体では、「生活費などの金銭面」が45%で最も高く、「体調面」34%、「身の回りの生活面」18%と続きます。
「生活費などの金銭面」について、年代別では、年代が下がる(若くなる)ほど高くなる傾向が見受けられます。

Q.8

就業不能保険という保険があるのを
ご存じかお知らせください。

(単数回答) n = 800

就業不能保険という保険があるのをご存じか グラフ図
01:はい 51.8%  02:いいえ 48.3%

「はい」を選択した方

就業不能保険をご存じの
414人の方にお聞きます。

Q.8-1

あなたは就業不能保険に
入っているかお知らせください。

(単数回答) n = 414

就業不能保険に入っているか 棒グラフ

「いいえ」を選択した方

就業不能保険をご存じない
386人の方にお聞きます。

Q.8-2

就業不能保険というのは、
失業時や働けない状態になった際に
一定額の保険金が
毎月支払われる保険です。
この保険に魅力を感じるか
お知らせください。

(単数回答) n = 386

就業不能保険に魅力を感じるか 棒グラフ

【調査概要】

調査目的:
就業不能状態になった方に対する実態を定量的に把握し、指針となる資料素材データを得ることを目的とする。
調査方法:
WEBアンケート
調査対象:
【性別】 男性、女性
【年齢】 20~65歳
【地域】 全国
【その他条件】(有職者のときに)病気やケガで10日以上働けない状態になった、あるいは現在もその状態の方
回収数   :
800名
調査時期:
2021年 11月26日(金)~11月30日(火)
調査機関:
株式会社アスマーク

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