医療保険には、前述した女性専用特約以外にもさまざまな特約があります。例えば、病気やケガを理由に働けなくなってしまった時の就業不能特約や、ガンと診断された際に一時金が給付される特約などです。
万一の時に備えて、複数の特約をつけておきたいと考えてしまうところですが、特約はつけた数に応じて保険料が高くなることが一般的です。そこで取捨選択を迫られるわけですが、“もしも”の場面は人によって異なります。そこで、自分自身の“もしも”や不安、保険を使わなければならない場面をシミュレーションすることをおすすめします。
・貯蓄に余裕がないので、大きな病気やケガでの入院に対してしっかりとした保障がほしい
・一人暮らしのため、働けなくなった場合に困る
・女性特有の疾病の罹患に対して不安がある
など、できるだけ具体的な状況をシミュレーションすることが大切です。自分が病気になることなどは考えたくはありませんが、起こったら困るリスクを事前に想定しておくことは、保険選びのためには必要です。
また、医療の進化は日進月歩であり、それに伴って国の保障も少しずつ変化していっています。保険会社もそうした状況に合わせて医療保険をアップデートしていくため、加入している医療保険が10年後に最適な保障となっているかどうかは未知数です。「医療保険に入ったから安心」ではなく、その時の社会状況やご自身の状況も鑑みて、数年に一度見直しをしてみるとよいでしょう。
当社でも、社会状況の変化に合わせ、2022年6月に「終身医療保険プレミアムZ」を発売しています。さまざまな方のリスクをカバーできる特約や、出産時のお祝い金、不妊治療を行った場合の支援給付金などが受け取れる新たな「女性総合疾病特約」が加わっていますので、ぜひご確認いただければと思います。
▼チューリッヒ生命の「医療保険」
https://www.zurichlife.co.jp/product/category_iryo/
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