簡単にご説明すると、「就業不能保険」は、病気やケガで働けなくなった場合でかつ生存している場合に、長期間にわたって給与代わりの給付金を受け取れる保険です。多くの生命保険会社や損害保険会社が販売しています。
ただし、働けなくなった場合といっても、保険商品ごとに定まった条件に該当する必要があります。
一例として、
・ガンや脳卒中などで一定期間入院した場合
・持病により、お医者さんの指示で一定期間自宅療養した場合
などが挙げられます。
続いて「所得補償保険」は、就業不能保険と似ていますが、病気やケガで働けなくなった場合でかつ生存している場合に、1年間や2年間など一定期間給与代わりの保険金を受け取れる保険です。損害保険会社が販売しています。受け取れる額は月収の40~80%など、実際の収入に応じて設定することが一般的です。就業不能保険と比べて保険期間や免責日数が短いため、より短期間の給与補償ニーズに対応している保険商品であると言えそうです。
最後に「収入保障保険」は、就業不能保険や所得補償保険と大きく異なり、病気やケガで亡くなられた場合に、長期間にわたって給与代わりの保険金を受け取れる保険です。つまり、被保険者様ご本人ではなく、遺された家族の方を救済することを目的とした保険商品です。生命保険会社のみが販売しています。
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