SDGs 持続可能な開発目標への取り組み

持続可能な開発目標(SDGs)とは,国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標で、17のゴール・169のターゲットから構成されます。

チューリッヒグループで定めるゴール

取り組むべき問題

  • 気候変動

    気候変動はリスクであるとともに、機会にもなりえる側面を持ちます。その認識に基き、当社はこの問題に積極的に取り組みます。

  • 信頼できるデジタル社会へ

    デジタル社会に対する理解と知見を醸成し、人々や企業のレリジエンス(回復力)を高めます。

  • サステナブル(持続可能)な働き方

    働き方や労働環境は変化しています。変化に柔軟に対応できるよう社員やお客さまをサポートします。

チューリッヒグループ全体での持続可能な開発目標についての取り組み

世界各国それぞれの地域にあるチューリッヒ・インシュアランス・グループ。
各国で行っている持続可能な開発目標への取り組みの一例をご紹介いたします。

  • Zurich Forest

    「Zurich Forest」は、チューリッヒのサステナビリティに関する幅広い取り組みの一つです。これは、あらゆる活動に責任ある持続可能な意思決定と行動を組み込むという私たちの目標を支える取り組みでもあります。私たちの願いは、世界で最も信頼でき、影響力のある企業の1社となることです。2019年、チューリッヒは保険会社として初めて、世界の平均気温の上昇を産業革命前から1.5℃未満に抑えることを目指す「Business Ambition for 1.5℃ Pledge」に署名しました。

    Image:credit:Instituto Terra

  • Zurich Flood Resilience Alliance

    「Zurich Flood Resilience Alliance」は、2013年に発足したマルチセクターのグローバルなパートナーシップで、地域コミュニティが水害への耐性を強化し、命を救う実用的な方法を見出だせるような支援をすることに重きを置いています。2018年7月に始まった5年間の第2フェーズでは、200万人の人々の水害に対するレジリエンス向上を支援するために、事前のレジリエンス構築に向けた投資を10億米ドル増やすことを目指すとともに、気候変動対策への取り組み拡大を約束しています。

    Image:Flood Resilience partners discussing flood impacts with community members in Tabasco, Mexico.

  • Tackle Your Feelings

    「Tackle Your Feelings」はZチューリッヒ基金の取り組みの一つで、人々が早い段階で自分の気持ちを認識し、表現できるようにすることで、心身の健康増進を図れるようにするものです。私たちは身体的な強さと精神的な強さを同等のものと考え、プロのアスリートから農業従事者まで、説得力のあるロールモデルを起用して、彼らの精神面の健康管理について自身の経験を率直に語ってもらっています。
    アイルランドでは、アイルランドのZurich Insurance Plcと、ラグビーのプロ選手組織であるRugby Players Irelandが共同でこのキャンペーンに取り組んでいます。

    Image: Eimear Considine, Irish Rugby Player and Tackle Your Feelings Ireland Ambassador. Photo credit: INPHO/Dan Sheridan.

日本での取り組み

資源を守りながら、顧客・社員満足度の向上と業務の効率化を両立

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ペーパーレス化の促進

契約関連資料および決裁プロセスの電子化

イメージワークフローシステムの活用により社内の申請文書や資料および決裁プロセスの電子化を行っています。これにより、コスト削減や内部統制を強化し作業の効率化やコスト削減を推進していきます。

Web約款の導入・推進

従来お客様へ冊子でお渡ししていた約款をWeb閲覧に代替できる仕組みを作りました。導入後数ヶ月で、利用率は50%を超えており、紙資源の節約だけでなく、冊子作成時・配送時に排出されるCO2削減にも貢献しています。

Web約款
Web約款はこちらからご覧いただけます。

リモートペーパーレスシステムの開発

従来の対面方式に加え、乗合代理店の募集者がお客様とオンラインで相談した上、お客様のスマートフォンで保険の申込みが完結できるシステムを開発しました。今まで手交していた書類を電子化することも対応しており、CO2削減にも貢献しています。

エコグッズの利用

全社員へのマイボトルとエコバッグの配布

マイボトル利用による紙コップの削減や、エコバッグ持参によるレジ袋の削減の取組みを進めています。

環境にやさしいノベルティ

未使用繊維を再利用した手袋やエコバッグなど、環境に配慮したアイテムを積極的に採用しています。
スタッフも含め皆さんが楽しみながらエコに意識がいくアイテムを選ぶことで、エコを推進していきます。

ESG投資

ESGに配慮した投資

持続的な社会の実現の観点から、投資先エンゲージメントを通してESGへの取り組みを促し、継続的にモニタリングを行っています。

多様な人財が尊重され、能力を十分に発揮できる環境の実現

チューリッヒ農園の様子

ダイバーシティー&インクルージョン

働くお母さんを応援!

ファミリーデーによる社員家族の職場訪問を実施し、社員の家族が仕事内容や職場を理解できるようにしたり、産育休から復帰した社員による座談会を開催し、取得前後の上司や周囲との連携や仕事と家庭の両立の仕方をシェアしたりしています。

チューリッヒ農園

千葉県柏市にチューリッヒ農園を開設し、障がい者雇用の推進を図り、また社員向け体験作業プログラム、人権研修を通じて交流を行っています。

ハラスメント防止・内部通報制度

内部通報制度を設け、ハラスメント疑義を報告できる態勢を構築しています。通報窓口はチューリッヒ・グループ、社外第三者、社内と三種あり社員が選択可能です。また上司に相談なく通報できる旨の周知も行っています。

ワークサステナビリティ

働き方改革

働き方の多様化(選択)とセルフマネジメント(自己管理)の一環としてフレックスワークと在宅勤務のガイドラインを制定しました。 いずれも『業務の効率性、生産性の向上』と『働き方の柔軟性』を目的としています。

サステナブルな人材の育成

当社では社員一人ひとりのキャリア形成や能力の発揮に重点を置くことが永続的な人材育成につながると考えています。社員は希望する他の職種や仕事にエントリーすることができたり、コールセンターの社員を内製化し組織を一体化させることで、顧客満足度を向上させることもできます。

社員や家族を守る保障制度

福利厚生制度にGLTD制度、三大疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中)検診補助/治療/通院補助制度、新型コロナウイルス(COVID-19)罹患入院時の特別休暇および給付金制度を導入しており、不測の就業障害から社員と家族の生活を守り、社員が安心して療養に専念し、早期の就労復帰を支援しています。

育児に対する男女共同参画

ペアレンタルリーブ制度(男女育児休業/一部有給休暇)、就学時(小学校入学)休暇制度、パパママ・イベント休暇(幼稚園、保育園イベント参加)といった育児やお子様のイベントの際には男女に関係なく平等に休暇を取得することができます。

ウェルビーイング

スタッフ向けメンタルウェルビーイング

EAP(Employee Assistance Program)という社員支援プログラムおよび在宅勤務時のメンタルヘルスマネジメントトレーニングを通して社員の心のケアを行っています。