保険業界初 職場における男女機会均等の取組みを評価するグローバル認証「EDGE Assess」を取得

2017年2月13日

スイスのチューリッヒ市を本拠地とするチューリッヒ・インシュアランス・グループの損害保険会社であるチューリッヒ保険会社(日本支店:東京都中野区、日本における代表者および最高経営責任者:西浦 正親)と生命保険会社であるチューリッヒ生命(日本支店:東京都中野区、日本における代表者兼最高経営責任者:太田 健自)は、2016年12月、スイスを拠点とするEDGE社による、職場における男女機会均等の取組みを評価するグローバル認証の「EDGE(エッジ) Assess(アセス)」を取得しました。

EDGEは、正式名をEconomic Dividends for Gender Equalityといい、職場における男女機会均等のためのグローバルな査定方法論および認証基準です。チューリッヒ・インシュアランス・グループは、2015年に、グローバルな保険会社として初となるEDGEの認証取得を目指すことを宣言し、スイス、イギリス、ドイツ、イタリア、スペイン、香港の現地法人がこれに参加し、EDGEの認証を取得しました。さらに、2016年には日本も参加し審査が行なわれた結果、EDGEの認証のひとつである「EDGE Assess」を取得するに至りました。日本の保険業界で、EDGEの認証取得は初めてのことです。

今日の社会において企業は、性別、世代、文化、またはその他の差異にかかわらず、多様な人材を採用、育成し、誰もが活躍できる環境を提供することが求められています。チューリッヒ保険会社とチューリッヒ生命も、働き方の改革と、女性活用を含むダイバーシティ&インクルージョンの推進に取り組んでいます。在宅勤務など柔軟な働き方を支援する人事制度や、女性リーダーの育成プログラムの積極的な推進、キャリアや働き方を社員同士で考える「WIN(Women’s Innovation Network)」を通じたインクルージョン文化の醸成などがEDGEからも評価されました。両社は今回の認証取得をうけ、「働きやすい、働きがいのある職場」をさらに実現できるよう取組みの一層の推進を図っていきます。

<EDGEの認証審査について>

EDGEは男女の機会均等について、「同一の仕事に同一の給与」、「採用と昇格」、「リーダーシップの能力開発とメンタリング」、「柔軟な働き方」、「会社・職場の文化」の5つの分野に注力しています。認証の審査にあたっては、これらの分野についての人事関連のデータや制度・取組みの実績、職場での実態を調べる従業員向けアンケート調査などが行なわれました。